東海道線(梅小路〜丹波口間)の廃止届出書の提出

http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/02/page_6878.html

2 鉄道事業の廃止について
(1)廃止しようとする路線(区間
 東海道線 梅小路丹波口間 2.3キロメートル
(2)廃止予定日
 平成28年2月28日
(3)届出書提出箇所
 国土交通省近畿運輸局
(4)経緯
 東海道線の一部区間である梅小路丹波口間は、当社が第一種鉄道事業者として運営してまいりましたが、定期的な旅客輸送を行っておらず、第二種鉄道事業者である日本貨物鉄道株式会社が貨物輸送を行っていたものの、平成18年4月、同区間第二種鉄道事業を廃止しております。
 このような状況下、同区間は、将来的に営業線として活用する予定がなく、また、上記新駅設置に支障をきたすことから、本日、同区間の廃止届出書を提出いたしました。

梅小路丹波口は、かつての1種なき2種であり、貨物が2種廃止した現在では、どこもキロ設定していない区間(短絡線扱い)です。1種なき2種(開通時にはキロが告示されていて、国鉄再建法施行令には区間掲載されている)は、単なる短絡線(たとえば北方貨物線への南側からの短絡線(大阪〜宮原)など)とは異なり、いちおうは営業区間であり、これを廃止するのは手続が必要である、というのがJR西の立場のようです。片町線の放出〜平野の扱いと整合性が取れるかどうかはさておき。