続・交流電車

JR北海道が10月にダイヤ改正します。先日(id:ameni:20120701)北海道の電車の話を書いたときに「711系の活躍範囲はだいぶ狭くなりました」と書きましたが、今回のダイヤ改正により、さらに711系は少なくなるようです。

平成24年10月ダイヤ改正について(pdf)
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2012/120803-1.pdf

札幌〜室蘭間を運転している711系電車列車を気動車列車へ置き換えます
苫小牧〜室蘭間の普通列車については、全て気動車列車によるワンマン運転となります。
なお、東室蘭〜室蘭間をL特急車両で運転している普通列車は除きます。

まあ、デッキつきの711系では、都市ではドア数が少ないため使いづらく、地方ではワンマン車両にならないためこれまた使いづらい、というのでしょう。
また、おきかえが気動車だというのもやむをえないところです。札幌圏の通勤用車両ではワンマン対応しにくく、かといって電車を新造するほどには電化区間が多くはないですから。
ただ、この区間すずらん東室蘭〜室蘭では普通列車扱い)にも乗れますし、間合い運用にも乗れます。それ以外の列車が気動車になると、特急車両で運転している普通列車を時刻表で見つけやすい(列車番号ですぐわかる)から、ありがたいのかもしれません。
しかし気になるのは、手稲〜札幌〜東室蘭直通の2726Mです。分割されてしまうのでしょうか。デスキャンが終わって即刻711系冷遇とは、なんともはやですよ。
 
そういえば、日本の電化路線の一覧では、仙石線が抜けています。東北地方唯一の直流電化区間ですから(私鉄時代から電化されていました)、見落としがちなんですよね。