北海道新幹線2

前回に続いて、北海道新幹線の話題を。
3)海峡線の扱い
海峡線(中小国〜木古内)は、北海道新幹線開業後も廃止される扱いではないようです。すると「並行在来線」扱いされるはずです。しかし、ウィキペディア整備新幹線
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B4%E5%82%99%E6%96%B0%E5%B9%B9%E7%B7%9A#.E4.B8.A6.E8.A1.8C.E5.9C.A8.E6.9D.A5.E7.B7.9A.E5.95.8F.E9.A1.8C
での「整備新幹線並行在来線の一覧」には海峡線の項がありません。廃止されるにせよ書類上残るにせよ、表に記載されてもいいはずです*1
ここで、書類上残るのであれば、当該区間は「旅客会社が保有しキロ設定されるが定期旅客列車が運転されない区間」になることになります。東海道本線(横浜羽沢線)みたいなものです。また、他路線との重複区間が長い路線になります。固有の区間は、新中小国信号場津軽線分岐地点〜新幹線合流地点、および木古内側の新幹線分岐地点〜木古内駅くらいでしょうか。かつての片町線(城東貨物線)の放出〜八尾間みたいなものですね(固有部分は正覚寺信号所〜竜華操車場西側)。

4)車両
JR北海道所有の機関車は、電気機関車ED79とディーゼル機関車DD51(青地に金帯の「北斗星色」)が全部廃車とのうわさです。DE10は現在、青函トンネル救援用に在籍していますが、これは残るかもしれません。
客車については、カシオペアのE26系(JR東・東オク)は比較的新しいから残るでしょう。はまなすの14・24系(JR北・札サウ)は廃車濃厚のようです。カーペット車は残してほしい気もしますが、旅客会社が機関車を保有したがらない現状では、客車の維持は難しいのでしょう。

*1:ウィキペディア北海道新幹線 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E6%96%B0%E5%B9%B9%E7%B7%9A#.E5.9F.BA.E6.9C.AC.E8.A8.88.E7.94.BB.E7.B7.9A.E5.8C.BA.E9.96.93 では「海峡線は経営分離されず、全線がJR北海道の路線として存続する予定である。」と記述されています。