物欲の秋・日用品の買い足し(7)

買った靴は順調です。ただ、やっぱりもう少し値段をかけたもののほうが結局満足度は高いかな、という気がします。6〜7万円くらいの価格帯がおすすめです。そのあたりの感覚は、イスのときと同じです。
 
今回は、かばんを買いに行きました。どこで売っているのか、調べても良くわからなかったので、百貨店(新宿の小田急)に行ってみました。百貨店はいいですね。たいていのものは売っていますし、格安品みたいなものは売っていないから品質は安心できるし、家族で食事もできるし。まあ百貨店というのは「ある程度裕福な家族」にとってもっとも使い勝手が良い場所なので、私みたいなのは長い間、縁がなかったのです。今後も縁はないでしょう。
ところが店員が、私が持っていたかばんを見て、それと似ているものばかり勧めてくるのです。私としては、イメージチェンジというか変身というか、生まれ変わりたかった(それが買い物の醍醐味)のですが、しかし店員はすぐに「お客様がお持ちのようなものですと」みたいな感じで言ってくるのです。いやほら、今の私のかばんは安物を長い間使って皮がちょっと透けてしまっているみたいな代物ですから、これはいったん忘れていただいて白紙のゼロベースでお願いしたかったのですが、結局同じようなものを買ってしまいました。国産の2万8千円でした。