秋の部屋整理(1)

前回から続きます。
私の知人が書いているブログとかツィートとかをみていると、なるほどアラフォー男女らしさが出ているな、と思うときがあります。日曜日に子どもとカヌーしてきました、みたいな。しかしそれらのキーワードは「家族」とか「自動車」とか「旅行」とか、まあお金がかかりそうな話が多いです。やっぱり人間いいトシになってきたら年齢相応の支出をしなさい、ということなんでしょう。確かに、「廃車を改造して寝泊り」とか「大回り乗車でプチ旅行」とか、いいトシこいて何書いているんだ、という気もしなくもありません。いや、廃車も大回り旅行も相当昔の話ですよ。
 
部屋の話に戻って、紙を減らすことについてです。ペーパーレスオフィスとかいう話ではなく(それはウチのとこはムリです)、本を減らすとかいう話でもなく(それはもっとムリ)、たとえば収納用品としての紙。部屋には、コピーを綴じるために紙製のファイルを使っていますが、これが紙のくせに高いうえに、変形しやすく、しかも何度も梅雨を越すごとに湿気を吸ってか、やわらかくなってしまうのです。そうなると、棚に並べて立てた状態だと、やがて自分の重みでちょっと曲がってしまって使いづらくなります。また、ダンボールに物を収めることも多いのですが、これも湿気を吸ってしまってカビくさくなるうえに、ボール紙のにおいが中に移ったりします。聞いた話では、ボール紙の隙間部分に虫が入り込みタマゴを産み付けてしまって巣になることもあるとかないとか。
そうなると、プラスチック製・アクリル製のものなんかがいい、ということになるのですが、これも安物だと薄いので変形しやすいうえに遮光性もよくなく中が変質してしまうことがあります。たとえばダンボールだと1箱50〜100円程度で買えますが(かつてはそれでも「高い」と思っていました。スーパーマーケットなんかでゴロゴロ転がっていて捨てられているものを、なぜ金を出して買うのか、って。)、しかし同等のものでプラスチック製品だと500円程度してしまいます。いかにも高い。
そういえば私は、「大きいものほどよい」と考えていて、収納箱で2000円程度の小さい箱と大きい箱があったときに「こんなもの、大きいほうを買えばトクするに決まっているじゃないか。なぜわざわざ小さいほうを買うのだ?そしてなぜわざわざ大きいものと並べて売っているのだ?同じ金額の500mLコーラと1Lコーラを並べて売っているようなものだ」なんて思っていました。そう思っている人もいるのではないでしょうか?しかし大きい収納用品って、間仕切りがなく使いづらいものなんですよ。小さいものを2つ並べて大きいものと同じ大きさにしたのであれば、使いやすさから言えば小さいもののほうがいいですよね。