春に向けての紅茶(3)

私の理想は、機械を積んだ部屋(あるいはその一部分)、つまりコックピットみたいな機械室です。計器やら指針やらスイッチやらが並べられている部屋、っていうのは、やっぱり人間のロマンでしょう。
ところが、機械というのは意外と隙間やデコボコが多くてホコリがたまりやすく、それが見苦しいものです。でもって、機械が並ぶ職場で勤務していると、自宅に多少のマシンが並べられていても、ときめかなくなりますし、むしろ「無理して会社のお下がりや中古を並べた見苦しい物置」みたいな印象になってしまいます。
それを避けるためには、机の上に2〜3台のヘッドフォンアンプ的な物を置くにとどめておいて、さらにその隣に観葉植物の鉢などを置いたりして「洗練された感じ」の機械室にするのも、一つの方法でしょう。物量勝負ではなく、1つ1つのマシンをめでるわけです。そのほうが機械にとっても幸せなのかな、という気もしますし。
 
しかしその一方で、やはりマシンルームに対するあこがれもあります。図書館に住み込んでいたからといって、書籍所有欲がなくなるわけではないのと同じく、音楽用・放送用のスタジオや、サーバルームなどに出入りしていたからといって、機械所有欲がなくなるわけではありません。理想はやはり、つまり椅子を中心にコの字型にマシンが並ぶ状態でしょう。がんばりますよ。
そうなると、リビングルームとマシンルームとで、状況を変えることも必要かな、という気がします。
オーディオでいえば、リスニングルーム(というよりは寝たりする場所であり、ニアイコールでリビングルーム)では、エラックのトールボーイをユニゾンリサーチのS2K/IIかSimply Twoあたりで聴くという、いつもながらの私の好みです(ついでに、プレイヤーはエソテリックのSZ−1s)が、マシンルームではもう少し「多機能」を考慮して、長時間の編集作業にも耐えられるようにしたいです。ブルーレイレコーダなんかも置いたり。 
まず、受信機、つまりレシーバーです*1。持ち運びできるタイプも魅力的なのですが、がっちりしたアンテナのほうも欲しいです。
たとえばアイコムならIC-R75(http://www.icom.co.jp/products/amateur/products/receiver/ic-r75/index.html)でどうでしょう。
それなりのアンテナも欲しいところですが、それは別の話です。

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ICOM IC-R75 コミュニケーションレシーバー

ICOM IC-R75 コミュニケーションレシーバー

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次に、ネットラジオチューナー。まあ、機能としてはPSPとかアイポッドとかでも代用できて、しかもそれがなかなかの高性能だったりするのですが、しかしそれでも、専用機器が欲しいような気もします。

*1:発信の場合は免許や資格が必要です