ティーポット、ティーカップ。

先日、仕事先(事務所)でちょっと時間があったのでテレビをつけて、ドラフト会議の様子を見ようと思ってチャンネルをいじっていたら、別のチャンネルでロングバケーションの再放送をやっていました。これが、ちょっとなつかしくて、マイ名場面の一つ・足の人差し指と中指のシーンまで見てしまいました。このころは知人がドラマをよく観ていたので、私もいっしょに観ていたのですが、さすがに当時のいろいろを思い出してなつかしかったです。
仕事先ではまた、名松線の部分廃止も話題になりました。話題になったのは私ともう一人だけですが。彼は、当該区間(家城〜伊勢奥津)には未乗車で、「油断していた」と少々悔しがっていました。何とか残らないか、とのことですが、この付近で災害ののち部分廃止といえば近鉄八王子線の例もありますし、並走他社線の存在により意義が薄れた路線といえば、伊勢電気鉄道の廃止区間と状況が似ているようでもあります。また、かつてはこの付近にはさらなる並走路線として中勢鉄道もあったところであり、そうなるとむしろそっちを復活させるという手もあります。走行車両は当然、ガソリンカーでしょう(かつてガソリンカーが汽車・電車に該当するかが問題になったことがある路線です)。
 
さて、そんな感じでのんびり過ごしている仕事先で、軽い模様替えが行われることになりました。私も、AV機器をズラリと並べてみたいと思っていたのですが、ボスの意向で、物を置きすぎないようにとのことなのでちょっと考えてしまいます。別のスタッフのブースの状態が、ケーブルとかコードとかが段ボール箱に散乱していて見苦しいから、とのことです。たしかに、考え方の角度を変えてみますとそうかもしれません。私の好みの仕事場は、スチールラックに置かれた機械で囲まれたような場所なのですが、しかしそれは一歩間違えるとただの倉庫になってしまいます。さすがに私も倉庫は好きではありません。それにもかかわらず、私の好きな場所は、書類を詰め込んだ段ボール箱が積み上がっている研究室とか、ケーブルがいっぱい這っていて床が見えないスタジオとかですから、倉庫と紙一重なんです。
となると、私と異なる立場の方々の考え方も、わかるような気がします。私が好きな空間である図書館もオーディオルームも、確かに「倉庫的」な感じがしますから。