ステサン158

傅氏がタンノイとユニゾン・リサーチを組み合わせています。彼はいままでにも、CECを「聴いてみたまえ、素晴らしい音だ」とベタ褒めしたり、ゴールドムンドを「ハイスピードだ、旬だ」と絶賛したりしていましたから、TL0Xとかミメイシス330MEなどが出てくるのは当然なのですが、しかしタンノイは意外でした。S8IIはどうなのかわかりませんが(無責任)、ユニゾン・リサーチはそれほど主張の強くないアンプでしょうから、タンノイのぼんやりしたドロドロ感とあまり合わない気がします。組み合わせの面白さを狙うなら、もう少し力でねじ伏せるタイプのアンプが似合いそうですし、あるいはタンノイの味を大切にするならば、好き嫌いがはっきりしますが、ドロっとしたタイプがピッタリしそうです。
新製品紹介では、小型SPが充実していました。B&Wとかソニックスとか。なんかこのクラスになると、とたんに現実味を帯びるようになってしまうのですが、一番気になるのはピエガのTS-3です。金属の感触が私好みですし、音色の安定感は小型のなかではエラックよりも上手だと思います。