オフィス・ルーミング

最近、一日中仕事場にこもりっきりになってしまって、それはそれで楽しいのですが、そうなると仕事場の環境をいろいろ考えたくなるものです。
たとえば、個人的には、機械類がギッシリ詰まった3畳程度のスペースが好きなのですが、しかし住居用の部屋ではなかなかうまく実現できません。照明とか窓まわりとか動作音とか、いろいろな点で障害があるのです。その点、20畳ほどの仕事場ですと、自由に空間を仕切ることが出来るので、好みのスペースを簡単に作れるわけです。まあ安い給料で一日中働いているからには、雇用主からの覚えもそれなりにめでたくなるわけで、そうなると、自分の働き場所くらいの融通は利くようにはなりました。
 
さてそうなってくると、この魅力的な空間に合う装置を考える必要があります。さすがに仕事場に音を流すことはできないので、大型スピーカーを置くわけにはいきませんが、ヘッドフォンならいけそうです*1。でもって、パソコンモニタじゃなくてちゃんとしたディスプレイでDVD鑑賞もしたいので、プラズマなんかを置きたいです。
ところがこれだけだと、なんかスタジオっぽいです。音声・画像の編集用機器なら、知人のところで自由に触らせてもらえますし、それに、雇用主にそれとなく「DVDレコーダとプラズマディスプレイを…」みたいな話をしてみたら、「知的でない」という理由で却下されてしまいました。
そんなわけでして、知的な機械をいっしょうけんめい探しているところです。
 
今回の一品。
「知的な機器」と言われて、最初はインテリマウス(intellimouse)くらいしか思いつかなかったのですが、しかし見ようによっては、AVセンターなんかも知的に見えませんか?
http://www.yamaha.co.jp/product/av/prd/dspav/dsp-ax1600/index.html
シネマDSPの出来を考えると、YAMAHAはやっぱり頭一つ飛び出しているんですよ。実売20万円以下の線で悩んでいるんだったら、YAMAHAを信頼していいんじゃないかと私は思います。
でもDSP-AX1600は少々の割高感がぬぐえません。一つ下のクラスや一つ上のクラスとの価格差、それと先代機との価格差を考えると、どうもスッキリしないものが残ります。

*1:ホントはダメなんですけど、この程度ではクビ切られませんから、私。